秋田県大仙市立協和中学校
平成22年度 職場体験
1 実施期間 11月8日〜12日
2 訪問先 17事業所 (平成18年度キャリア教育実践プロジェクト 訪問先とほぼ同様)
追加 県立リハビリテーション・精神医療センター、森こしの丘、やすらぎの里、淀川保育園、船岡保育園
ローソン協和店、畜産試験場、百笑村、合貝食品
3 事前・事後の主な学習内容
9月 ・職場体験の意義を考える
・訪問先を選び、職場の方への質問事項を考える
10月 ・職場体験活動での「私のテーマ」を決める
・予想されるトラブルについて考える
・職場体験活動への心構えを考える
11月 ・決まりやマナー、心構えを確認する
・職場体験活動
・活動のまとめをする
・礼状を書く
・学習発表会に向け、発表原稿の作成や資料作りをする
12月 ・発表内容の確認と再検討をする
・学習発表会の開催(保護者、本校1年生)
4 成果
○生徒(2年生49名参加)
@ 全員が職場体験に充実感を感じている。(そのうち、「とてもやってよかった」は96%)
A 職場体験活動後、就きたい職業について考えた生徒は96%(そのうち、「真剣に考えた」は36%)と
進路意識の向上が見られた。
B 職場体験活動後、将来仕事がつらかったとき、「やり通す」「できるだけがんばる」は合わせて100%で
ある。仕事に対する「プロ意識」の厳しさ等に触れ、勤労観の向上が見られた。
C あいさつや時間を守るなどの基本的生活習慣の大切さを実感した生徒が多く、学校を出て社会に目を
向けるよい機会となった。また、笑顔を絶やさない、優しく接するなど他を思いやることの重要性を肌で感
じることができた。
○保護者
@ 学校ではなかなか体験できない、貴重な体験ができてよかったと感じている。
A これを機に、あいさつの大切さや最後までがんばること、安全面に気を付けることなどを子どもと話し
合った家庭が多く見られた。
B 働くことの大変さや意義を考えさせるよい機会になったと感じている。
C ほとんどの保護者がまたこのような機会があれば参加させたいと考えている。
○ 事業所からの生徒の評価(感想)
@ 入居者の方の誕生日会で、歌を歌ってくれたり、折り紙のプレゼントをしてくれて大変喜ばれていまし
3人のチームワークもよくとてもがんばってくれました。この体験を今後の人生に役立ててほしい。
A 「次に何をやればいいですか」「お手伝いすることはありませんか」とか、気付いたことや疑問に感じた
ことを進んで聞くなど積極的でよかった。
B 初めはとまどっている姿が見られましたが、日がたつにつれ、てきぱきと行動できた。
C 質問内容は、実際に自分がその職業に就いた場合を想定したものが多く、とても現実的てあった。
D もっと積極的に、自分の考えを出してほしかった。